朝のスキンケアをシンプルに変えたら肌がキレイになった!

元美容クリニック看護師のあさみん(@asamin_biyou)です。

「綺麗な肌で1日をスタートさせたい」

そんな思いから、朝は石鹸で洗顔をした後に、コットンパックでたっぷり化粧水を入れ込む→美容液→乳液→日焼け止めと丁寧に時間をかけておこなっていました。

しかし、一生懸命スキンケアをおこなっているはずなのに、

  • 日中に乾燥を感じる
  • 夕方には肌に赤みがでる
  • 肌自体が綺麗になっていく感覚がない

こんな思いが拭えず、朝のスキンケアを見直してみることにしました。

その結果、朝のスキンケアがシンプルになったのに、肌の調子は上向きに。

スキンケアに使っていた時間が短縮されて、朝から心にゆとりが生じたりといいことづくめでした。

なぜ、朝のスキンケアをシンプルにしたら肌が綺麗になったのか?

どんなスキンケアをしているのか?

についてご紹介したいと思います。

 

朝のスキンケアはシンプルでも良い理由

とはいえ、スキンケアを減らしたりシンプルにするのは不安な気持ちになる方もいると思います。

私自身、スキンケアは盲目的に朝と夜は同じ内容、潤いを与えるにはとにかくたっぷり肌に塗ることという思い込みがありました。

しかし、スキンケアは朝と夜とでは目的が違います。

  • 朝→日中に受けるダメージ(紫外線など)を防ぐこと
  • 夜→1日の汚れを落として潤いを与えること

目的に沿ったスキンケアができれば、おのずとシンプルになっていきます。

 

また「朝はとにかく化粧水をたっぷり」という思いがあったのですが、これも間違いでした。

皮膚科の先生によると化粧水の目的は、

保湿をすることではなく、水分補給と、次に使う乳液やクリームがまんべんなくスムーズに塗れるように肌全体を整えることです。

引用元:皮膚科医が実践している 極上肌のつくり方

化粧水は手でさっと軽く押えるようにつけるだけで十分ということです。

最初はスキンケアを減らすことに勇気がいりましたが、続けていくうちに肌本来の働きを感じるように。

ですので、シンプルケアにすることにそこまで不安にならなくても大丈夫です。

スキンケアをシンプルにすると肌がキレイになる理由

朝のスキンケアをシンプルにして感じたのはとにかく肌への摩擦・刺激が減ったことです。

スキンケアは必ずしも肌にとって良いことばかりではありません。

化粧品による刺激や手やコットンなどによって摩擦が生じます。

ですので、やりすぎることはかえって肌のターンオーバーを乱す可能性があります。

自分の肌に必要なケアだけをする→肌に触る回数が減る→摩擦・刺激が減る→バリア機能が高まる→ターンオーバーが整う

この流れにのることがシンプルスキンケアで美肌になる鍵だと感じました。

肌を傷めつけているのは自分かも?と気づいたら肌がキレイになった話

シンプルスキンケアにするには?

シンプルスキンケアを突き止めていくと「何も塗らない」の考えに行き着きます。(そういった提案をされてる先生もいるので)

しかし、ここで注意したいのは「最初から極端にスキンケアをやめたりシンプルにしない方がいい」ということです。

持って生まれた肌質もありますが、シンプルスキンケアで綺麗な肌を保てるということはある程度「肌の状態が整っている」という土台の前提があるからです。

 

極端にやりすぎてしまうと、乾燥からくる肌荒れを起こすこともあります。

なので、私自身は肌の状態を見ながら徐々に減らしていく方法をおこないました。

肌のバリア機能を高めながらスキンケアを減らしていくイメージです。

その結果、

自分の肌に必要なケアだけをする=シンプルスキンケア

となりました。

 

私がシンプルスキンケアをしようと思ったきっかけの本がこちら↓

こちらもシンプルスキンケアにおすすめの本です↓

そして、具体的な方法としてまずは「自分の肌質」を知ることが大切です。

自分の肌質を知ること

肌質は水分量と皮脂量のバランスによって分けることができます。

大きく分けると次の4タイプに分けることができます。

  • 普通肌
  • 乾燥肌
  • 脂性肌
  • 混合肌

自分の肌質に合ったスキンケアをすることで不要なスキンケアを減らすことができます。

肌質は季節や環境、生活習慣によっても変わることがあるので、定期的にチェックする必要があります。

エステ、コスメカウンター、美容医療を利用してみてもらうのも一つの手です。

紫外線対策をしっかりとおこなうこと

朝のスキンケアの目的は「日中に受けるダメージを防ぐこと」ですが、この中でも紫外線による老化への影響がとても大きいと言われています。

シンプルスキンケアにする前は、日焼け止めの前に色々とたっぷり塗っていたのでベタつくのが嫌で日焼け止めを薄く塗っていましが、シンプルスキンケアにしてからは保湿力の高い日焼け止めをたっぷりと塗るようになりました。

結果、肌に良いと言われる美容成分をあれこれ肌に塗るよりも、紫外線対策をしっかりとしている方が肌の調子が良い(夕方になっても肌に赤みがでないくすまないなど)ことに気づきました。

内側からのケアを充実させる

外側からのケアを減らす分、内側からのケアを充実させることでシンプルスキンケアに移行しやすくなります。

  • バランスの良い食事
  • 質の良い睡眠
  • 適度な運動
  • ストレスコントロール
  • タバコなど肌に悪い習慣をやめる

具体的なシンプルスキンケア

ちなみに、肌質は目元や口元は乾燥するけど鼻周りのテカリが気になる混合肌です。

①洗顔の見直し

まずは洗顔ですが、毎日盲目的に全顔泡洗顔していたのを見直し、

  1. 乾燥が気になるときはぬるま水洗顔
  2. 皮脂が気になるときはその部分だけ洗顔料を使用
  3. 肌にくすみを感じたり、前夜にハイドロキノンなどしっかりと落としたい化粧品を使っていた場合は洗顔料を使って全顔洗う

の3パターンを朝、肌の状態を見てから使い分けるようになりました。

とにかく毎日洗顔料を使用していた時よりも乾燥が減り、洗顔の時間も以前より短縮されました。

朝の洗顔を見直した記事はこちら↓

朝の洗顔料は必要?美肌になる朝の洗顔方法とは

②ビタミンCの化粧水→日焼け止め

化粧水は必須ではないという先生もいますが、塗るとやはり肌が整って次の化粧品が塗りやすいので使うことが多いです。

特に朝は活性酸素の働きを抑えてくれる「ビタミンC化粧水」を使うようにしています。

以前はコットンパックをしたりかなり時間をかけていましたが、さっと塗ってる今の方が刺激が減ったからか、肌の調子が良いくらいです。

 

日焼け止めは、こちらのラピスラズリのLLサンスクリーンを。

保湿力が高いので「化粧水→日焼け止め」のスキンケアを実現してくれます。(ブランドが推奨されている使い方です)

私の中ではビタミンC化粧水でさっと肌を整えて保湿力の高い日焼け止めをたっぷり塗るのが1番シンプルな朝のスキンケアです。

私の場合はこのスキンケアを続けたことで「肌が本来持っている機能を回復させる→肌が健康になってスキンケアの幅が広がる」につながったと思います。

ラピスラズリ「LLサンスクリーン」乾燥肌のための日焼け止めでストレスフリーな紫外線対策

④他のパターン

もちろん、LLサンスクリーン以外の日焼け止めを使うこともあります。

そんな時は、

洗顔→ビタミンC化粧水→美容液or乳液→日焼け止めです。

美容液か乳液かは、朝起きたときの肌の油分で変えます。

肌の油分が多くて毛穴が気になる時は毛穴専用の美容液を使ったり。

毛穴の開きが気になったら「ナビジョン GGエッセンス」

乾燥を感じるときはセラミド入りの乳液を気になる部分につけるなど。

朝の肌の状態に合わせて何パターンか持っています。

ただ、洗顔から日焼け止めの間は2種類位にするようにしています。

これで十分潤うのを実感しているからです。

 

あと、冬の乾燥がひどく肌の調子が良くなかったとき「ぬるま湯洗顔→MiMCの美容液バーム→日焼け止め」のシンプルケアもよかったです。

シンプルであっても、そのときの自分の肌質に合ったものを化粧品でサポートできていればあれこれ塗らなくても肌は綺麗になっていくのを体感しました。

朝のシンプルスキンケアまとめ

自分の肌に必要なケアだけをするシンプルスキンケアは、朝のスキンケアを短縮するだけでなく肌が本来持つ機能を回復させることにつながります。

  • 肌に触る回数が減る
  • 摩擦・刺激が減る
  • バリア機能が高まる
  • ターンオーバーが整う

を実感しました。

朝のスキンケアで悩んでいる方の参考になればと思います。

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