ハイドロキノンの17倍の効果!ルミキシルの効果的な使い方とは

 

シミ治療の外用(塗り薬)というと昔からハイドロキノンが有名ですが、最近では新しい美白成分ルミキシルを愛用する人が増えてきました。

ルミキシルの何がハイドロキノンの17倍か?と言いますとシミを予防する効果です。

肌を白くする効果が17倍じゃないの?

それならハイドロキノンの方が良い気が・・・

と思われた方、確かにすでにできてしまったシミを薄くする効果はハイドロキノンの方が高いです。

しかし、美白効果が高いということはそれだけ肌への刺激も強いということです。

美白ケアの基本はシミを作らないこと。

とにかく予防が大事です。

そういった意味でルミキシルは毎日のスキンケアに取り入れたい美白化粧品の1つです。

これから美白ケアを頑張ろうと思っている方、ハイドロキノンがお肌に合わなかったという方、ルミキシルの特徴と効果的な使い方についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

ルミキシルとは

ルミキシルは米国スタンフォード大学の皮膚研究者によって開発された新しい美白成分ルミキシルペプチドを配合した化粧品です。

このルミキシルペプチドは天然のアミノ酸からなるタンパク質で、肌のメラニン生成(シミやくすみの原因)に関わるチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きを86%も抑えることが研究で確認されています。

使い続けることでシミやくすみを予防し美肌効果を期待することができます。

ちなみに、ルミキシル化粧品からは日焼け止め、ローション、ピーリングなどのスキンケアアイテムも出ていますが、ルミキシルといえばLumixylペプチドが配合されているルミキシルクリーム(ブライトニングクリーム)を指すことが多いです。

私が思うルミキシルの特徴は5つ。

特徴1:肌への刺激が少なく敏感肌でも使える

美白化粧品の難点は何と言っても刺激が強いことです。

効果が高い=それだけ皮膚刺激が強いと言えます。

その点、ルミキシルペプチドは天然成分のため肌への刺激も少なく安心して使うことができます。

患者さんの中にもハイドロキノンでは化学物質のアレルギーを起こして肌荒れしてしまったけど、ルミキシルは大丈夫だったという人が何人かいました。

特徴2:長期の使用ができる

また、ハイドロキノンは色素細胞に対する毒性が強く長期に使うと白く色抜け(白斑)することがあるため3ヶ月以上つかうことができません。

しかし、ルミキシルは非毒のため長期使用が可能です。

これは患者さんにとっても医療者側にとっても安心です。

患者さんにハイドロキノンを処方するときは、3ヶ月で破棄して下さいと伝えるのですが、美白効果を実感するともっと白くなりたいという気持ちがでて3ヶ月以上使ってしまう患者さんも少なくはありません。

そういったことも踏まえてルミキシルは安心しておすすめすることができます。

また、長期使用ができるということはそれだけ美白効果が高まるともいえます。

特徴3:美白予防にぴったり

冒頭でも書きましたように、すでにできてしまったシミを薄くする効果はハイドロキノンの方が高いです。

しかし、皮膚科学会の報告では

「ハイドロキノン」(10μM容量)によるメラニン生成抑制率が7%であることに対して、同容量のルミキシルは40%の抑制作用があることが証明されています。

ですので、ルミキシルはシミやくすみを予防するのにぴったりということです。

特徴4:保存が簡単で日中も使える

最近のハイドロキノンは色々と改良されて安定性があるものもありますが、それでも一旦空気にふれると、酸化(変色)し毒性の物質に変化しやすくなります。

私も保存状態の悪いハイドロキノンを使って肌荒れをしたことがあります。

美白効果も開封後はだんだんと低下します。

そのためハイドロキノンは開封したら冷蔵庫で保存し3ヶ月(ものによっては1ヶ月)くらいで使い切る必要があります。

その点、ルミキシルペプチドは有効期限内であれば酸化することなく、安定性と有効性を維持することができると言われています。

容器もエアレスポンプを利用してクリームの酸化・劣化を防ぐ工夫がされています。

また、ルミキシルは皮膚のバリア機能を損なわないため、紫外線の影響を受けにくく夜だけではなく日中に使用することもできます。(日焼け止めは必須)

しかし、ハイドロキノンは紫外線に当たると毒性の物質へ変化しますので、塗ったままの外出はNGです。

特徴5:保湿効果があって使い心地が良い

強い美白成分の中には肌を乾燥させてしまうものもありますが、ルミキシルはもともと保湿効果を得るために作られた製品のため他のスキンケアとも馴染みやすく今使っているスキンケアにプラスして使うことが可能です。

患者さんからはなめらかな質感で塗りやすいと好評でした。

ルミキシルのデメリットは?

シミや美白の予防に効果的なルミキシルですが、やはり今あるシミを薄くするにはそれなりの時間がかかります。

今あるシミにアプローチをしたければハイドロキノンの方が効果的です。

特にハイドロキノンは単体で使うと効果が弱く実力を発揮しにくいのですが、トレチノインと併用することで、美肌・美白効果がぐっと上がります。

かし、ハイドロキノンとトレチノインは化粧品ではなく医薬品。

しかも劇薬なので、医師のもとで正しい使い方と的確なアフターケアを行わないと、美白どころか炎症性色素沈着を起こし反対にシミを濃くしてしまう可能性もあります。

特に自己判断でトレチノインハイドロキノン療法は危険です。

その場合はルミキシルを検討されたほうが安全です。

ルミキシルの効果的な使い方

使い方

ルミキシルクリーム(ブライトニングクリーム)は1日2回(朝晩)使用します。

洗顔後水分をふき取った乾いた素肌に1番はじめに塗るのが効果をアップさせるポイントです。

量は1〜2プッシュを目安に目の周りを除いた顔全体に塗ります。

シミや肝斑がある部分は最後にもう一度部分的に重ね塗りをします。

その後すぐに化粧水や美容液を塗っても肌へ浸透していきませんので、ルミキシルを塗った後は5分〜10分程放置してからいつものスキンケアをするようにします。

日中は必ずSPF30以上の日焼け止めを塗って紫外線対策をするようにして下さい。

1年中使う

ルミキシルに限らずですが、美白化粧品の効果を得るためには1年中、顔全体に使うことが必要となります。

紫外線が気になる季節だけ使うという使い方では効果が半減です。

皮膚科医の吉木伸子先生の「正しいスキンケア事典」にも

美白化粧品は一年中使い、顔全体に塗ること

と書かれています。

ピーリングをプラスする

ルミキシルの効果を高めるために肌の汚れや不要な角質を除去してから使う方法もあります。

ただし、スクラブなどで無理やり角質をはがすことは敏感肌を作り出してしまう可能性もあるため注意が必要です。

そんな時は湯船に浸かりながらホットタオルで蒸しパック→いつもの洗顔をするだけでも汚れが取れやすくなります。

自分の肌状態をみて角質ケアをすることが大事です。

私の場合はピーリング作用のあるピーリング石けんを使っています。

シミ・くすみ肌におすすめ!ピーリング石鹸「サンソリットスキンピールバー」

2017年3月23日

自宅用のピーリング剤も販売されていますが、自己判断で濃度の高いピーリング剤を塗布することは危険ですのでおすすめはしません。

紫外線対策も欠かさない

シミ・美白予防の基本は紫外線対策です。

せっかく美白化粧品を使っても紫外線を浴びていては意味がありません。

美白化粧品を使うのなら365日1年中紫外線対策は必須です。

個人的には美白ケアよりも紫外線ケアに投資をしています。

仕事柄シミはできてしまってからの治療が大変で予防が大事だということを知っているからです。

今現在、シミで悩んでいる方もそれ以上シミを濃くしない、増やさないことが大切です。

愛用の石けんで落とせる日焼け止めをまとめた記事はこちら↓

石鹸で落とせる肌に優しい日焼け止めとは?

2019年8月1日

保湿もしっかり

ルミキシルには保湿効果もありますが、使う前の肌が乾燥していると効果を実感しにくくなる場合があります。

シミやくすみが気になるけれど肌も乾燥しているという場合はまずは肌を潤すこと、保湿重視のスキンケアを先に行ってみてください。

保湿というのはただ単に表面を濡らすような保湿ではなく、肌内部の保湿物質「セラミド」を増やすことです。

ルミキシルを使った感想

私がルミキシルを使ってみたのは約5年ほど前です。

勤めていた美容クリニックの患者さんからもスタッフからの評判もよくすごく期待をして使ったのですが、なんと・・私はルミキシルが肌に合わなかったのです。

なんだかここまでルミキシル押しをしておいてすみません。

肌のコンディションが悪かったという言い訳もあるのですが、調べてみると低刺激でも「ルミキシルペプチド」自体が肌に合わない人もいるとのこと。

それはそうですよね。

万人に合うスキンケアコスメがあるわけはありません。

 

しかし、患者さんも含め私の周りでルミキシルが肌に合わなかった人が居ないので、他のスタッフにはとても驚かれました。

なので、私自身はルミキシルの恩恵を受けてはいないのですが、クリニックでは美白化粧品として効果があるととても人気でしたのでご紹介しました。

他のスタッフがルミキシルのモニターになり半年間使用前・使用後の観察をおこなったのですが、

それまで使っていたファンデの色が合わなくなったのと、人から肌が白くなったと言われることが増えました。

と口コミしていました。

ルミキシルの購入方法

ルミキシルは薬局では販売さていないので、ルミキシルを取り扱っている美容クリニックや皮膚科を探して購入するこになります。

また、楽天やアマゾンからも購入することが可能です。

ルミキシルの価格はクリニックや通販によって変わってきますが通販の方が安く購入することができます。

しかし、はじめて使う場合は皮膚科などで説明を聞いてから使うことをおすすめします。

まとめ

ルミキシルの有効成分であるルミキシルペプチドは天然のアミノ酸からなるたんぱく質で低刺激。

肌のメラニン生成(シミやくすみの原因)に関わるチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きを抑制できることからシミ・美白予防におすすめです。

ハイドロキノンと比較して長期に渡って安心して使えるメリットが。

シミ・くすみが気になる方、これから美白ケアをはじめる方はぜひご参考にしてみて下さい。

ルミキシルと併用したいシミの内服治療についてはこちらの記事へ↓

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2019年8月30日