まぶたを二重にする埋没法で術後に気になるリスクの1つが「内出血(皮下出血)」です。
内出血は埋没法を受けた全員がなるわけではありませんが、どんなに丁寧に針をさしても一定の確率で生じてしまうものです。
一般的には目立たなくなるまでに1〜2週間、完全に治るまでには約3週間ほどかかると言われています。
最初は赤紫色でだんだんと薄くなり茶色→黄色と徐々に目立たなくなって消えていきます。
出方は人それぞれで点だったりアイラインを引いたような感じででたりします。
私も埋没で内出血をしたことがあるのですが腕や脚の内出血とは違い顔に内出血があるだけで痛々しくなりますし、埋没法を受けたのがバレバレになってしまいかなり精神的に落ち込みます。
埋没法の内出血を早く治す方法とは?
という方も多いと思いますが、結論から言いますと私が調べた限りでは残念ながら内出血を劇的に早く治す方法は今のところないようです。
勤めていたクリニックでもそうでしたし、様々な美容外科のHPを確認しても内出血は自然に治るのを待つしかないというのがほとんどです。
ただし、長引かせないためにも気をつけたいことやできることもありますのでご紹介したいと思います。
手術後は冷やす
内出血は糸を通すときの針が血管に当たってしまい生じます。
出血が広がるほど目立ちやすくなりますので血流をおさえてあげることが大切です。
私が勤めていたクリニックでは内出血をしてしまったら手術中に出血部位のまぶたを指で抑えて出血が落ち着いてから再開していました。
また、術後は血流を抑えるためにもガーゼーを巻いた保冷剤で冷やすようにしていました。
内出血が広がらないよう2日程冷やすことが大切です。
入浴・運動・お酒はひかえる
熱いお風呂・激しい運動・お酒は血流がよくなって内出血が引きにくくなる恐れがあるのでひかえるようにします。
このあとは自然に治るの待つのみですが次の様なケア方法もあります。
4〜5日以降は温める
日本美容医療協会によると
4~5日化膿もしないで過ぎたら、今度は内出血の色の濃い所を洗顔のときに蒸しタオルを作って暖めると、早く分解されて早く消えるように出来ます。例え何もしなくても、次第に取れていきます。
私が勤めていたクリニックの先生も劇的に治るというわけではないけど気になるなら温めると良いと言っていました。
また、大きく内出血をしてしまった場合でも赤紫色の内出血がそのままの状態で2週間続くわけではないので安心して下さい。
脚や腕にできる内出血と一緒で必ず消えますし、二重の仕上がりとも関係ありません。
埋没法で内出血を少なくするポイント
この記事を読まれている方はすでに手術後かもしれませんが、余談として内出血を極力おさえる方法をご紹介します。
患者さんができることとしては手術中にまぶたをぎゅっと閉じて力を入れないことです。
まぶたに力が入っているところに針を刺すと内出血しやすくなります。
言い換えれば患者さんがリラックスして手術を受けれる雰囲気づくりをクリニック側がするということも大事ですが。
また内出血した=ドクターの技術不足とは一概にはいえません。
確立の問題ですので腕の良いドクターを選んでも内出血をさせてしまうことがあります。
ただ、丁寧な手術をするドクターの場合は内出血を極力広げないように努力をしてくれます。
埋没法の内出血まとめ
内出血を劇的に早く治す方法は今のところなく、自然に引いていくのを待つしかないということがわかりました。
- 術後2日間は冷やす
- 血流がよくなる長風呂・運動・お酒はひかえる
- 4〜5日以降はホットタオルで温める
埋没法による内出血で悩んでいる方の参考になればと思います。
埋没法による腫れに関してはこちらの記事をチェックしてみてください↓