悩める脇汗対策にポーランド発の制汗剤「デオエース」を使ってみました。
ちなみに本命は「パースピレックス(デトランスα)」というデンマーク発の制汗剤があるのですが、痒みが出やすいのと夜塗ったら朝洗い流すといった一手間があるため、他に良い商品はないかとたどり着いたのがデオエースです。
医療機関でも販売されてるパースピレックス(デトランスα)についてはこちらの記事にまとめてあります↓
デオエースを試してみたところ、
- 脇汗とニオイの両方が気にならない
- 痒みがでない
- 朝洗い流す手間がなくて楽
といった結果となりました。
今まで友人におすすめの制汗剤を聞かれたらパースピレックス一択でしたが、そこまで脇汗の量が気にならない人ならデオエースを紹介するのも「あり」と思えました。
ですので、この記事ではデオエースEXプラスの特徴・使用感・使い方についてまとめてみました。
この記事の内容
デオエースの特徴
- ポーランド発の制汗剤
- 主要成分はクロルヒドロキシアルミニウム
- 使い続けると使用頻度が少なくなる(週2〜3回)
- 使用のタイミングは夜寝る前
- 手足や背中など全身用
- ロールオンタイプ
- アルコールフリー
- 無香料
クロルヒドロキシアルミニウム、ステアレス-2、オクチルドデカノール、ステアレス-21、DPG、ミリスチン酸イソプロピル、ビサボロール、ボスウェリアセラタガム、アラントイン、パンテノール、水
デオエースの脇汗に対する効果とは?
デオエースの主要成分「クロルヒドロキシアルミニウム」には収れん作用と汗と反応することで汗腺内に「栓」を形成し閉塞させて脇汗を抑える特徴があります。
この働きは、先ほど出てきたパースピレックス(デトランスα)の主要成分「塩化アルミニウム」と同じなのですが、塩化アルミニウムは使用感が悪いためクロルヒドロキシアルミニウムが開発されたそうです↓
塩化アルミニウムは使用感が悪く、皮膚刺激があり、さらに衣服を劣化させるため改良が検討され、1947年に部分中和した塩化アルミニウム水和物(クロルヒドロキシアルミニウム)が開発された。
引用ー日本化粧品技術者会
なので、現在の制汗剤の主流はクロルヒドロキシアルミニウムが配合されたものが多いそうです。
クロルヒドロキシアルミニウムは塩化アルミニウムに比べて中和する必要がなく、皮膚刺激性も弱いという優れた性質をもつため、現在に至るまで制汗剤に配合される発汗をおさえる成分の主流となっている。
引用ー日本化粧品技術者会
ちなみに、汗腺に形成された「栓」は洗浄剤や新陳代謝によって自然と体外へ排出されますので汗腺がつまりっぱなしになる心配はありません。
痒み対策
また、痒み対策に以下の成分が配合されています。
- アラントイン:肌組織の修復を活性化させる作用・抗刺激作用・消炎鎮静作用
- パンテノール:ビタミンB群のひとつで、肌を保護する働き・保湿効果
デオエースの使用感
良い点
制汗効果としてはパースピレックス(デトランスα)が最強だと思っていたので、そこまで期待していなかったのですが、使ってみたら「脇汗とニオイがどっかいったー!」となったのでちょっと嬉しくなりました。
そして、なにより痒みが出ない!
夜塗って、朝に拭き取ったり洗い流さなくて良いとのことで結構不安だったのですが、本当に痒みが出ませんでした。
これはパースピレックスが使えなかった方や肌が敏感な方がデオエースが良い!というのもうなづけました。
あと、パースピレックスみたいなアルコール臭がなくて無臭なのも使い心地が良いです。
しかも、40mLと大容量だからいつ使い終わるんだろうといった感じでコスパも良いです。
選び方としては、
- 脇汗の量が多かったり多くなる時期など強い制汗効果は求めたい方は→パースピレックス
- 肌が敏感だけどそこそこ制汗力のあるものを求めたい方は→デオエース
と思いました。
悪かった点
商品の作用自体に不満はなかったのですが、海外製だからか送られてきた商品に難点が…。
デオエースは日本国内の公式販売元であるYOUUP(ユーアップ)で購入をすることができるのですが、プレゼントで付いてきたサンプルサイズの方が中身が乾いていたのか出が悪くて数回で使えなくなってしまいました。
通常サイズの方はたっぷり入っていて全然問題なかったのですが、ミニサイズも旅行に持っていけて便利だなと思っていたのでこれはちょっと残念でした。
デオエースの使い方
パッケージは英語ですが日本語の取り扱い説明書がついてくるので安心です。
- 1日1回、必ず夜に乾いた清潔なワキの下に塗る
- よく乾かしてから服を着用する
- アルコールフリーのため翌朝拭き取る必要はなし(気になる場合は拭き取ってもOK)
- 使い始めは毎晩使用し、汗をかかなくなったと感じたら週に5回、3回と徐々に使用回数を減らしていく。
これで就寝中に汗腺に「栓」ができるため、日中に塗り直したり他の制汗剤を併用する必要はありません。
↑これはデトランスα(パースピレックス)の使用頻度なのですが、ほぼこれと同じ間隔で使っています。
過去に、学校や職場で休み時間になるたびに制汗剤スプレーを脇に吹きかけてたのはなんだったの!?ってなるくらい脇汗ケアが楽になります。
痒みが出た場合の対策方法
デオエースは敏感肌用ではありますが、それでも絶対ではありませんので口コミを見ていると「痒み」が出たという方もいます。
そういった場合は、
- 塗る量や範囲を減らしてみる
- コットンにデオエースを出して水で薄めてから塗る
- 毎日ではなく間隔を開けながら塗る
- 生理期間など肌が敏感な時期は避ける
などを試してみてください。
デオエースまとめ
制汗効果は高いけど痒みがでにくい肌にやさしいと噂のデオエースは本当にその通りでした。
今では3日に1度くらいのペースで使用していますが、脇汗と臭いの両方が気にならなくなっています。
デトランスα(パースピレックス)で痒みが出てしまったという方にも試してもらいたい制汗剤です。
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