男性の埋没法手術は年々増えているようです。
私が勤めていた美容クリニックでも増加の傾向にありました。
とはいえ、やはり数では圧倒的に女性が多いため、埋没法を受ける男性はとても不安に思っている患者さんが多いかと思います。
女性の場合だと周りの友人にすでに埋没法を受けた友人がいて色々とアドバイスを受けることができます。
しかし、男性の場合だと身近に埋没法を受けたという友人がいなかったりするため、リアルなアドバイスが聞けずネット上の情報だけになってしまう場合が多いからです。
特に埋没法で相談にくる男性で一番多い不安が周りに整形手術をしたことがばれないか?ということです。
男性の場合は女性のようにメイクでごまかしたりしづらいため埋没法の跡がバレやすいというのがあります。
また、女性は元々アイプチなどで二重にしている人も多いため、いきなり一重から二重になるというギャップが最小限で済んだりするため埋没法をしてもばれにくかったりします。
(ただ、女性の場合は美容や友人の変化に敏感な人が多いので、そういった点では女性の方が友人にばれやすいというのもあるかもしれません。)
では男性で埋没法を受ける場合はどうすれば周りにばれずに二重にすることができるのか?
元美容クリニック看護師が考える男性の埋没法で(なるべく)ばれない方法をご紹介したいと思います。
photography Michael Kelly 2009
この記事の内容
男性の埋没法でばれない方法
病院では言わないような細かいことまで言いますが、個人的にはばれたくない気持ちがよくわかるので、ばれたくない人は小さなことでもやっといた方がいいと思います。
1ギャップを小さくする
先ほど女性のアイプチの話が出ましたが、ばれにくくするためには一重から二重のギャップをなるべく小さくすることです。
そのために男性の場合は埋没法を受けるまでに多少期間をとってギャップを埋める時間を作った方がいいです。
例えばアイプチをする。
これもいきなりアイプチで二重にするのではなく奥二重から初めて徐々に二重の幅を広くすることです。
そうすれば自分に似合う二重の幅もわかりますし、自分自身埋没法を受けた後のギャップも少なくて済みます。
余談ですが女性に比べて男性の方が埋没法を受けた後に「二重の自分が思っていたイメージと違った」と言って結局糸を取って元に戻してしまう人がいます。
これを防止するためにも普段から自分の二重に慣れておくのにアイプチはいいと思います。(ちなみに肌への負担が大きいので短期間が理想)
フチの太いメガネをする。
埋没法を受けた後にばれるのを防止するために急にメガネをかける人がいますが、これも埋没法の後ではなく前もってかける習慣をつけておくことです。
二重の幅を狭く希望する
やはりばれない様にするためには元の目からかけ離れた二重の幅にしないことです。
元々一重の顔立ちの人はぱっちり二重よりも狭い奥二重の方が似合うと私は個人的に思います。
また自分の目にあった自然な二重の幅をドクターは教えてくれますので、カウンセリングの時にしっかりばれたくないこと、幅のことを相談するようにしましょう。
手術前に髪型を変える
ギャップとは違うのですが、人からの印象を別のところに持っていくのがポイントです。
埋没法を受ける女性でばれたくない人がよくやる方法が手術に合わせて「前髪を切る」ことです。
前髪を切ることで目力がアップしますので、目が二重になったことがばれにくくなります。
男性の場合は前髪パッツンを作ることは難しいかもしれませんが、髪型を変えておくことで友人の視線が目から頭にいきやすくなります。
術後は目が腫れていたり内出血をしている可能性もありますので美容院へ行くなら埋没法手術を受ける前がおすすめです。
2ダウンタイムを長くとる
埋没法をしたのが周りにばれる原因は手術の跡がわかることです。
でなければ「自然と二重になった」を貫き通せば良いのです。
高校生くらいまではよく一重から二重になったという話は聞きますし、成人してからも変わる人は変わります。
老人になってまぶたがたるんできて二重になる人もいます。
男性の場合は女性よりも「自然と二重になった」でいけると思います。
ですので二重になった理由が埋没法とばれるのは手術後の腫れや内出血が残っている状態で人に会ってしまうからです。
通常、埋没法を受ける患者さんでばれたくない人は術後にダウンタイムと言って学校や会社を休んで人に会わない期間を作ります。
学生さんの夏休みくらいあれば腫れなどの違和感もしっかり治り手術をした形跡を残さず人に再会することができますが、1週間くらいですと人によってはまだまぶたが腫れぼったかったり内出血が残ってしまっていたりします。
ダウンタイムの予測が外れてまだ腫れが残っているのに人に会わなくては行けなくなるのがばれる原因の一です。
術後の経過(腫れや内出血)は個人差が大きいのではっきりと何日休みが必要とは言えませんが、長く取れるのなら取ることに越したことはないです。
3埋没後の腫れない努力をする
術後の腫れや内出血はドクターの腕にもよりますが、運もあります。
自分でできることは術後になるべく早く腫れが引くように努力することです。
特に男性の場合は手術に緊張してしまい術後の腫れ対策などを忘れてしまったり、面倒でケアを適当にしてしまう人が時々います。
人にばれないためには早く腫れをひかせることが大切ですので、術後のケアはしっかり行うようにしましょう。
基本的には病院で説明される術後のケアで十分ですが、下記記事も参考にしてみてください。
4コンシーラーで内出血をカバーする
私が勤めていた美容クリニックで男性におすすめしていたのがコンシーラーです。
女性の場合はメイクで内出血をごまかすことができますが、男性の場合はコンシーラーが手軽で使いやすいかと思います。
術後2〜3日して針の穴が完全に塞がったら使うことができます。
コンシーラーを指に軽くとって内出血が気になる場所にぽんぽんと軽く叩くようにしてのせる事で色味をカバーする事ができます。
内出血は青っぽい色から黄色っぽくなって徐々に薄くなって消えていきます。
コンシーラーはドラックストアで気軽に購入できますし美容クリニックによって取り扱っているところもあります。
必要があれば是非試してみてください。
以上が男性の埋没法でばれない方法でした。
男性の場合は埋没法を受けるどころか美容クリニックへ行く事も勇気がいる事かと思います。
しかし、できる事ならカウンセリングで不安に思っている事などはしっかり聞いてちゃんと解消して手術を受けるようにしましょう。