最近は特に目元のしわが目立って老けて見える人が増えました。
同年代の友人に比べてまぶたがたるんでいる気がする、目尻のちりめんじわが目立つ!と悩んでいる方も少なくありません。
目元の老化の原因はいろいろと考えられます。
しかしひとつ言えるのは、濃いアイメイクにそれを落とすクレンジング・マツエク・まつ毛美容液・まつ毛パーマなど目力という言葉が流行ってから、若くして目元のしわが気になる方が増えました。
せっかく目元を華やかにして美人にみせてくれるのに、なぜこれらが目元のしわにつながるのでしょうか?
それは少なからずまぶたを含めた目周囲の皮膚に負担をかけているからです。
皮膚に負担と言われてもピンとこない方も多いかもしれません。
しかしお肌をこすること・炎症をおこすこと・乾燥させることは確実にお肌を傷めて老けさせることにつながるのです。
ですので、目元のしわが気になるからといって改善するためにただアイクリームを塗れば良いというわけではありません。
美容クリニックへいってボトックス注射を受ければ良いというわけでもありません。
目元のしわが出来る原因を知ってそれをできる限り取り除いて、その上でできるケアをすることが大事なのです。
目元はデリケートなので私自身もとても気をつけている箇所になります。
これをやめたら目元のしわが改善されたという方法・使っているおすすめの美容液についてご紹介したいと思います。
この記事の内容
目元が乾燥しやすく老けやすい理由
目元に限らずお肌の乾燥は皮膚を硬くさせて様々な肌トラブルをおこし肌の老化を早めます。
そんな美肌の大敵「乾燥」ですが、目元は特に乾燥しやすい箇所になります。
その原因の一つが「目元の皮膚の薄さ」にあります。
目元は皮膚のなかでも特に薄く、数字でいうと約0.5㎜でこれは頬と比べると4分の1の薄さになります。
イメージでいくとタマゴの薄皮です。
ちょっと擦ったらくしゃっといくような感じです。
目元は元々皮膚が薄いというだけで乾燥しやすく老けやすいのです。
それを理解した上で目元に触れるだけでもだいぶ違うかと思います。
目元は酷使されやすい
そんなデリケートな目元の老化を左右するのはいかに刺激を与えないかということです。
目元のしわが多く老けて見える人とハリがあって若々しく見える人の違いは簡単にいうとどれだけ目元を大事に扱っているかの違いなのです。
人は1日に1~2万回も瞬きをするため、まぶたは常に伸縮を繰り返し皮膚は酷使されています。
それに加えて目元には様々なダメージがついてまわります。
しかもダメージと知らずにやっている習慣・美容法がたくさんあるのです。
それらについて説明したいと思います。
目元をゴシゴシとこするのをやめる
目元が一番ダメージを受けやすい習慣に挙げられるのが目元をゴシゴシとこすることです。
これは私自身も昔からの癖で改善しているところなのですが、まぶたはこすると老けやすくなります。
少し解剖学的な話になりますが、まぶたの裏側には眼球を守るかたい板があり、そこにはまぶたを引き上げるための筋、眼瞼挙筋という筋がついています。
その板と筋(眼瞼挙筋)をつなげているものを腱というのですが、この腱がゆるんだり・切れたり・はずれたりするとまぶたを引き上げられなくなり結果まぶたが垂れてきます。
このまぶたの垂れが酷いものを眼瞼下垂といいます。
眼瞼下垂になるとまぶたが垂れるため、目が開きにくくなったり、目がくぼんだりします。
さらに上まぶただけにとどまらず、下まぶた(涙袋)に脂肪が増えてたるんだりクマが出来やすくなります。
眼瞼下垂は目元を老けさせる大きな原因というわけです。
眼瞼下垂の原因である腱のゆるみは加齢によってもなりますが、普段の生活でまぶたをこすることによってものびたりします。
しかもこれを改善するためには手術しかないのです。
ですので如何にまぶたをこすらず腱をゆるませないのかが目元の老けを遅らせる大切なことなります。
目元のしわを改善するために止めた習慣・美容法
目元をゴシゴシこすること
先ほどもお伝えした目をゴシゴシこすることですが、私は目が痒いとものすごくまぶたをこする癖がありました。
反射的なものなので仕方ないとは思っていたのですが、我慢しようと思えば我慢できますし、綿棒を使ってピンポイントだけかくなどしダメージを最小限にとどめることもできます。
小さなことですがこの積み重ねは大きいかと思います。
カラコンを止めた
カラーコンタクトに限らずコンタクトは眼瞼下垂の原因になりやすいというのはよく知られてます。
カラコンはすっぴんでも目力をだしてくれますし、目を大きくみせるには欠かせませんが、目への負担は大きく目元を老けさせます。
若い人の眼瞼下垂が増えたのもカラコンが大きな要因の一つとなっています。
私は5年程前に止めました。
アイメイクをする回数を減らした
目元をゴシゴシこすることが老化につながるということはアイメイクも目元を老けさせる要因の一つになることは理解していただけるかと思います。
私自身がおこなっていることは、アイメイクを薄くすることとする回数を減らしたことです。
アイシャドウを塗るときも以前は何重にも重ねておこなっていましたが、なるべくひとはけで終らせるようにしています。
そしてなるべく石けんで落ちるメイク用品を使用し、強いクレンジングを使わないようにしています。
目元を強いクレンジングでこすることは皮膚の乾燥を招いてしわなどの老化を早めます。
まつ毛美容液を止めた
美容クリニックで販売されているまつ毛美容液「ラティース」と「ルミガン」を愛用していました。
本当にまつげが伸びるのでとても気に入って愛用していたのですが、あるドクターがまつ毛美容液はまぶたが垂れる原因となることを言っていたため止めました。
まつ毛美容液は副作用でまぶたに炎症をおこさせるためそれが老化の原因となるからです。
私自身もまつ毛美容液を使っていて一時的に炎症やかゆみがありました。
かゆみがある時点でまぶたをゴシゴシこすっていたのでアウトなのですが、まつ毛が伸びる快感が止められず使っていました。
また、皮膚の炎症に関しても皮膚が慣れてくるとあまり起こらなくなったため気にしていなかったのですが、炎症は肉眼ではみえなくてもマイクロスコープでみてみるとまぶたの皮膚が炎症をおこしていることがわかりました。
皮膚の炎症は色素沈着といって皮膚をくすませる原因となります。
マツエクをやるのを止めた
ずっとまつ毛美容液を愛用していたので、まつ毛のエクステはおこなったことがないのですが、やはりこちらもまつ毛美容液同様、皮膚の炎症をおこさせるため目元の老化を早めることがわかっています。
マツエクもまつ毛美容液もそうですが、数回のダメージは知れています。
しかし両方とも長期にわたっておこなっていく人が多いため目元へのダメージは積み重なっていくのです。
目元のしわを改善するには
これでは目元に何もできないじゃないですか!?と思われるかもしれません。
確かに私もすっぴんのときの目力はだいぶ減りました。
ちなみにケアは楽チンになりましたが。
それでも目元のくぼみや目尻のしわが以前より改善されて気にならなくなったので、気分は良いのです。
それにここぞというイベントのときやお出かけのときにはしっかりアイメイクをしますので、それほどアイメイクを減らしたからといって困っていません。
考え方だと思いますが、今キレイで良しとして、しわが気になったら手術などをするでも良いと思います。
私の場合は美容クリニックで勤めていて手術のリスクを知ってしまっているため、なるべくまぶたや目尻の老化を遅らせたいと考えています。
上記にあげたことを全ておこなう必要はないですので、少しでも目元のしわを減らしたい・老化を遅らせたいと考えているならできることから取り入れることをおすすめします。
ただ目元をゴシゴシ擦らない様にする!というのでも良いです。
少しづつおこなっていきましょう。
セラミドを増やす美容液を愛用
その上で目元を保湿することが目元のしわの改善に役立ってきますので。
アイクリームや美容液を塗るときも優しく塗ることがポイントです。
おすすめの保湿成分は「セラミド」です。
セラミドを増やしてくれるおすすめの美容液はライスフォースです。
関連記事:ライスフォースの保湿美容液がおすすめ!
たまに化粧品などの美容成分をすり込んで塗る方がいますが、ちゃんとした品質の成分であればすり込まなくても浸透されていきますので大丈夫です。
すり込む方が肌に負担がかかりますので注意が必要です。
肌に塗っていつまでも肌表面でヌルヌルしているものも結局は表面を濡らしているだけですので意味がありません。
肌に塗ったらすっと入っていく物を選んで下さい。
皮膚の薄い目元は大事に扱っていつまでもハリのある肌でいてもらいましょう。
目元のしわが気にならなくなると笑顔も自然と増えます。
体の内側からしわを改善するおすすめのコラーゲンサプリメント↓