花粉症の治療「ボトックス」の効果とは?

花粉症の人は年々増えているそうですが、特に春はマスクとティッシュが手放せないという方も多いのではないでしょうか。

私自身は花粉症はないのですが、美容クリニックに勤めていた時にスタッフの一人が花粉症で、この時期になると鼻水と肌荒れですごい顔になっていました。

とはいっても美容クリニックで接客業をしていたのであまりに酷い顔だと仕事にならない・・・。

そこで通常は美容クリニックではしわの改善に使っているボトックスを鼻の穴に点鼻して花粉症対策をしていました。

最近は花粉症の患者さんが増えているため様々な薬や対策グッズが開発されていますが、そのスタッフによるとボトックスが一番簡単で楽になれるそうです。

 

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花粉症状がやわらぐボトックスとは

ボトックスというのはボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種で、アラガン社製のものをいいます。

神経伝達物質(アセチルコリン)をブロックする働きがあるため、医療では顔や眼の痙攣の治療に、美容では表情じわや多汗症の治療などに使われています。

このボトックスを鼻へ滴下することで副交感神経をブロックし、花粉症による鼻水・目のかゆみ症状を改善できるということです。

花粉症ボトックスの効果

花粉症ボトックスを受けていたスタッフによると、即効性があるため施術をうけた当日から鼻水・目のかゆみがおさまるそうです。

痛みがなく眠くならないのも良いと言っていました。

効果の持続期間は約2週間で、約90%以上の人に症状改善の効果があったと医学論文で発表されています。

デメリット

自費診療のため費用が高めの設定かと思います。

 勤めていたクリニックはスタッフに実験的におこなっていただけで、患者さんへのメニューには加えなかったので料金というものがなかったのですが、ネットで調べてみるとだいたい15,000円~20,000円程度でした。

 

2週間に1度治療することを考えると、薬の方が費用が少なくてすみます。

また副作用はあまりないとされていますが、花粉症の症状改善の治療としてクリニックで使われ出したのはここ4〜5年となります。

ですので今のところ大きな副作用は報告されていませんが、長期の使用によってはまだわからないということです。(ボツリヌスによる美容治療は20年以上の歴史となりますが)

 

今のところ考えられる副作用としては、ボトックスへの耐性です。

しわの改善や汗を止めるために顔やわきに注射をするのも同じですが、ボトックスを使い続けることによってボトックスが効かなくなる可能性があります。

 

花粉ボトックスは鼻の奥に滴下しますので、喉の奥に流れていくことによって、この耐性ができる可能性が大きいそうです。

花粉症ボトックスをやり続けて耐性ができてしまった場合、将来何かをボトックスで治療をしようとしたときに効かない可能性があるということです。

ですので治療の際はドクターからしっかり副作用を説明してもらってからおこなうことをおすすめします。

 

花粉症ボトックスをおこなっていたスタッフいわく持続的につかうのではなく、普段は薬で抑えてここぞというときに花粉症ボトックスをおこなうといいかも。と言っていました。

結婚式や重要な仕事、試験があるときなどに利用してみてもいいかもしれません。

 

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