ヘリオケア|飲む日焼け止めサプリの効果と副作用、飲み方について
飲む日焼け止めサプリメント「ヘリオケア」とは・・・?
最近、美容クリニックや皮膚科などの医療機関で取り扱われている飲む日焼け止めサプリメント「ヘリオケア」が注目を集めています。
日焼けが肌におよぼす影響というと少し前まではシミ・くすみといわれていました。
しかし、最近ではシミだけではなく、しわやたるみなどの肌全体の老化にまで影響しているということが広まり紫外線対策の重要性が高まってきています。
スポンサーリンク
従来の日焼け止めといえば肌に「塗る」ことで紫外線を防いできました。
しかし、「塗る」日焼け止めですと汗や水で落ちてしまうため日に何度も塗り直しが必要になったり、塗ると肌荒れしてしまうといった人がいます。
また、中には敏感肌やアトピー肌などで日焼け止めクリーム自体を塗ることができないという人もいます。
そこで色々と研究がすすめられ体の内側から紫外線対策をする「飲む日焼け止めサプリメント」が開発されました。
この商品の1つが「ヘリオケア」です。
私が勤めていた美容クリニックでもこの飲む日焼け止めサプリ「ヘリオケア」を取り扱っていたのですが、医療機関での取り扱いだったため当時はまだそこまで認知されていませんでした。
しかし、最近TV(さんまのほんまでっか?)や雑誌でこのヘリオケアが紹介されるようになり人気急上昇中のワードとなっています。
当ブログへも「ヘリオケア」や「飲む日焼け止め」で検索されて訪問する人が多いです。
この飲む日焼け止めサプリメント「ヘリオケア」を飲んでみたいけれどいったいどういったものなのか?
本当に効果はあるのか?
副作用はないのか?
安全性は?
など色々と気になっている方も多いかと思います。
飲む日焼け止めサプリ「ヘリオケア」を実際に飲んだ効果と副作用、そして紫外線がおよぼす肌への影響もまとめましたので、ぜひ紫外線対策の一つとして読んでみて下さい。
肌が老化する原因は紫外線
肌が老化するのは加齢によるものだから仕方がないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、実は老化とは時間の経過だけが原因ではないのです。
肌の老化には加齢による体の機能や代謝が落ちていく「生理老化」と、紫外線の影響による「光老化(ひかりろうか)」といった2つの老化現象があります。
そして肌老化の原因の80%が紫外線の影響である光老化と言われています。
同窓会で会った同級生の見た目が若くみえる人と老けてみえる人に分かれるのは、加齢に加えてそれまでに浴びた紫外線の量が大きく影響しているというわけです。
photo by:GIZMODO
上記の画像は美容皮膚科学会で「光老化」の発表に使われていた69歳の男性の事例です。
トラックの運転手として25年間勤めているあいだに、顔の左半分だけ紫外線をたくさん浴びてこのような結果になってしまいました。
顔の右半分の肌が加齢によってできたしわやシミだとしたら、左半分は紫外線の影響による老化(光老化)だということがわかります。
紫外線はよくシミの原因としてみられがちですが、シミだけではなく肌のハリや弾力など肌全体の老化に関係してくるということです。
左右の年齢差は10歳どころか20歳以上ではないでしょうか?
かなりの衝撃ですよね。
わたしはこれを知ってから真剣に紫外線対策をするようになりました。
自分のからだを観察してみても顔と太ももの内側では普段ひかりを浴びることの少ない太もものほうが色が白くてハリがあるのがわかります。
美しい肌を保つためには毎日の紫外線対策が欠かせないということです。
しかし、今の日焼け止めクリームだけでは紫外線をふせぐ効果には限界があります。
汗をかいたらこまめな塗り直しが必要となりますし、プールや海ではすぐに落ちてしまうため長時間の効果を発揮することができません。
紫外線対策をしているつもりでも実は思っている以上に肌は焼けているのです。
そこで、わたしは約6年前から皮膚科医が推奨する日焼け止めサプリメント「ヘリオケア」を飲むようになりました。
ヘリオケアはこのような人におすすめ
・紫外線によるシミ、しわを予防したい人
・外回りや屋外で仕事をしている人
・海やプールなどのレジャーにいくとき
・子供の部活や行事などで外にいる時間が長いとき
・紫外線の強い海外へよく旅行をする人
・日焼け止めクリームで肌が荒れる人
・ゴルフなど外のスポーツをする人
などあらゆる場面で紫外線を防御する効果を発揮することができます。
スポンサーリンク
「ヘリオケア」の効果と特徴
ヘリオケアはなぜ日焼け止め効果があるのか?
まずは気になるヘリオケアの効果についてご説明したいと思います。
「飲む日焼け止め」というと「塗る」日焼け止めとおなじで肌に紫外線が届くのを防いでくれる働きをするイメージがあるかもしれませんが、その効果は全く異なります。
飲む日焼け止めの効果とは、紫外線によって受けたダメージをからだの中からケアしてくれるというものです。
わたしたち人間のからだは紫外線を浴びると体内にフリーラジカル(代表的なものが活性酸素)というものが発生し細胞を傷つけます。
このフリーラジカルの過剰な発生が肌のバリア機能を低下させ、肌荒れやシミ・しわなどをつくり肌を老けさせます。
しかし、ヘリオケアの有効成分である「Fernblock(ファーンブロック)」には、フリーラジカルを除去して日焼けによる炎症をおさえる働きがあります。
そのため、うっかり日焼けをしてしまってもヘリオケアなどの飲む日焼け止めサプリを飲んでいれば、体内で発生する「老化の素」を破壊することができるということです。
ヘリオケアさえ飲んでいれば日焼けをしないというわけではないのでその点は注意してください。
ヘリオケアの成分
ヘリオケアの有効成分Fernblockは中央アメリカに生息するシダ植物の一種から抽出されたもので、PLエキス(Polypodium leucotomos)を多く含む天然の抗酸化成分です。
以前はFernblokとして表記されていたのですが、最近では「PLエキス」や「シェードファクター」と表記されるようになってきました。
Fernblockの効果は紫外線防護効果のほかにも炎症を抑える作用・痴ほう、アルツハイマーといった精神疾患に対する効果・自己免疫疾患の治療・喘息など様々な効果・効能があるそうです。
そして、Fernblockは医学的に日焼けのダメージを抑制する効果があるとして認められており、特許成分になっています。
ヘリオケアの種類とおすすめ
ヘリオケアの種類にはアジア人向けに開発されたものを含めると4種類があります。
PLエキス(ファーングロック)の配合量やその他の成分によって値段が変わってくるのですが、一番効果の高い「ヘリオケアウルトラD」という種類をおすすめします。
日本の皮膚科や美容クリニックで取り扱われているヘリオケアのほとんどがウルトラDになるかと思います。
ヘリオケアウルトラDの成分
Fernblock:480mg
その他:ビタミンC・E・D/ルテイン/リコピン
値段も一番高いですが紫外線をさけることで不足しがちなビタミンDもヘリオケアウルトラDには配合されているので安心です。
愛用者も一番多い種類になります。
【関連記事】
副作用の心配は少ないがアレルギー体質の人は注意が必要
ヘリオケアはサプリメントですがカプセルがからだに悪そうな色のため、よく患者さんからからだに害はないのか?とヘリオケアの副作用をきかれました。
わたしもクリニックでヘリオケアを取り扱いはじめたばかりの頃はこの見た目に驚いてすぐに自分で試す気にはならなかったのですが、他のスタッフやドクターが効果を絶賛するので色々と調べてから飲むようになりました。
先ほどご説明したようにヘリオケアの有効成分Fernblockはシダ植物の一種から抽出したものですので、薬のような見た目に反して植物由来ということになります。
そして、フェーンブロックは多くの研究や臨床実験が行われており、有効性と安全性が確認されています。
また、その他の成分であるルテイン・リコピンは食物から抽出される抗酸化成分ですので、ヘリオケアにはFernblock以外にはビタミンと食べ物に含まれている成分が入っているだけというシンプルな作りになっています。
その他の成分も含め、化学薬品は一切使われていません。
紫外線の影響が深刻な海外では子供も飲む日焼け止めサプリを服用しているそうですが、今のところ副作用の報告はないそうです。
わたし自身もヘリオケアは飲んだり飲まなかったりで約6年程経ちますが今のところ副作用は見られていません。
ただし、アレルギー体質の人は注意が必要です。
成分に対するアレルギーがある場合は発疹や花粉症状などのアレルギー症状がでる可能性があります。
特にFernblockは「シダ植物の抽出物」に含まれているもので、このシダ植物はアレルギー性が高いそうです。
ネイティブアメリカンの間では昔から「薬草」として使われてきたもので、海外での目立ったアレルギー報告もないようですが・・・
日本人は特にアレルギー体質の人が多いため、気になる場合は医師に相談した上で飲むことをおすすめします。
また、妊娠・授乳期間に飲むことは推奨されていなので妊娠・授乳中の服用は避けるようにしましょう。
アレルギーが気になる人は日本人向けに開発された国産の飲む日焼け止めサプリがおすすめです。
【関連記事】
>>【2019年版】飲む日焼け止めサプリを徹底比較!ヘリオケアと国産実際に試したおすすめはコレ
飲む日焼け止めサプリメント「ヘリオケア」の飲み方とポイント
単発で飲む場合
外出する(日に当たる)30分前に1カプセルを飲んでください。
ヘリオケアは飲んでから30分後に効果を発揮するのがポイントです。
そして、効果の持続時間は4〜5時間となります。
朝から夕方まで外出する場合は4時間後にもう1カプセルを追加で飲むようにしてください。
2カプセルで約1日(日が出ている間)効果が期待できます。
サプリとして持続して飲む場合
毎朝1カプセルを飲んでください。
ポイント
ヘリオケアは単発で飲むことができますが、シミ、しわの予防のためなら毎日持続して飲んだ方が効果的です。
旅行などで紫外線の強い地域へいく場合は旅行当日に飲み始めるよりも、2〜3週間前から飲んでおいた方が効果が高まります。
注意点としては、塗る日焼け止めも一緒に使うことです。
塗る日焼け止めと両方を使うことでより紫外線から肌を守ることができます。
「皮膚が弱くて塗る日焼け止めが塗れない」という方や「男性で塗る日焼け止めを塗るのはちょっと」という人はヘリオケアだけでも良いですが、ヘリオケアを飲んだからといって塗る日焼け止めを塗らなくても良いというわけではないのを覚えておいて下さい。
また、皮膚が弱い人でもヘリオケアを飲むことによって、効果は弱いけれど肌に優しい日焼け止めクリームに変えることができます。
【関連記事】
飲む日焼け止めサプリメント「ヘリオケア」の口コミ、実際に飲んだ感想
長期的な効果を実感
過去、私の通勤時間は車20分+電車20分+徒歩10分くらいと日にさらされることが多かったため、日焼け止めクリームと一緒に毎朝ヘリオケアを飲んでいました。
ワクワクして効果を期待していたのですが、良く考えたら日焼け止めの効果は直ぐにはわからないもので、評価ができたのはワンシーズンが過ぎてからでした。
通常は秋が終わる頃から夏にうけた紫外線の影響がシミや肌荒れとなってジワジワとでてくるのですが、ヘリオケアをほぼ毎日飲んでいた夏の後はそれがありませんでした。
クリニックの肌診断機でも測定したのですが、夏前と夏後ではシミの数が全く増えていなかったのです。
確かに自分でも、肌の色が白いままで焼けていないことを実感しました。
短期的な効果を実感
普段は海やプールなど日焼けするところへはいきませんが、海外旅行の時だけは思いっきり入ります。
しかも海外旅行は日傘がさし辛いため日焼け止めクリームと帽子とサングラスで紫外線対策をするのですが、私は次の日かならず肌が真っ赤になります。
しかし、ハワイにいったときにヘリオケアを朝・昼と旅行中に毎日飲んでいたら日に当たっても肌が赤くなりませんでした。
ちなみに日焼け止めクリームを嫌がる夫にヘリオケアを飲ませたら、ガンガン日に当たっていましたが(←意味ない)日焼けの跡がいつもより薄いので驚きました!
確かに焼けてはいたのですが、服で隠れていた皮膚と外に出ていた皮膚の黒さの差が明らかにいつもより少なかったです。
またクリニックの他のスタッフやドクターもヘリオケア飲んで色々と検証していましたが、みんな口をそろえて「いつもより皮膚ダメージが少ない」と言っていました。
ヘリオケアのメリット・デメリット
メリット
私は妊娠するまでの1年くらいの間はヘリオケアをほぼ毎日服用していましたが、特に副作用はなかったです。
日焼け止め効果は先ほどご説明したとおり抜群です。
そして他にもヘリオケアには以下のようなメリットがあります。
- 内服なので手軽に飲めて続けやすい
- 外出する日だけ飲んでも効果が得られる
- 日焼け止めクリームを塗るのを嫌がる男性におすすめ
- 日焼け止めクリーム禁止のプールにおすすめ
- 肌が敏感でSPFの高い日焼け止めクリームを塗れない方におすすめ
- 日焼けすると肌が赤くなる方におすすめ
- 他の紫外線対策と併用することで最強の紫外線対策ができる
- 光老化の予防、美肌につながる
あと心の安心感にもなります。
この記事を読んでいる人の中にはどうしても日焼けをしたくないという人もいると思います。
私自身も美容の仕事をしているのでやはり日焼けは避けたいものです。
患者さんに美白の治療の説明をしていてもスタッフの肌が黒くては説得力がありません。
しかし、だからと言ってせっかくの海外旅行や友人とのバーベキューなどのイベントで日焼けを気にして日影にいるというのも残念なものがあります。
そんなどうしても日焼けをしなければならない日でもこのヘリオケアを飲むと安心して外出することができます。
デメリット
私が思うヘリオケアのデメリットはいくつかあります。
カプセルの見た目もそうですが、大きさがあるので少し飲みづらいです。
海外では子供も飲んでいるそうですが、小学生くらいにならないと飲めない大きさかと私は思います。
内服後30分後から効果を発揮するため、飲むタイミングを間違えると30分間効果が発揮できません。
ヘリオケアウルトラDの価格
ヘリオケアは輸入商品のため取り扱っているクリニックや通販のお店によって価格が変わってきます。
どちらかというと皮膚科などのクリニックよりも通販の方が安く購入することができます。
最安値はオランダ屋(2018年調べ)
ここ数年、ヘリオケアウルトラDの価格を比較して見ていますがやはり最安値は輸入代行店のオランダ屋です。
複数購入することで割引されるため去年は多めに購入して友人と分けました。
2018年6月の時点でヘリオケアウルトラD6本購入で1本あたり3950円(送料・代行手数料込み)です。(時期によって変動あり)
輸入代行店を初めて使ったときはドキドキしましたが、意外と普通に届きました。
オランダ屋は海外のサプリメントやコスメを格安で購入することができるため、ヘリオケア以外にも色々と購入していますが今のところトラブルはありません。
楽天、amazonの価格
楽天やamazonを使い慣れている人ならこちらの方が安心かもしれません。
単品で購入するならAmazonが安いです↓
>>楽天はこちら
皮膚科・美容クリニックの価格
皮膚科や美容クリニックでは5000円〜7000円で販売されているのを見かけます。
通販に比べると高めですが医師の診察を受けてから購入することができるため、初めてヘリオケアを飲む人やアレルギー体質の人は安心して購入することができます。
ヘリオケアまとめ
飲む日焼け止めサプリメント「ヘリオケア」はからだの内側から紫外線対策ができる新しいタイプの日焼け止めアイテムになります。
植物由来の成分が配合されていて化学薬品は一切使われていません。
シミ・しわ・肌荒れなどの光老化に悩まされている人はもちろん予防にも役立ちます。
皮膚科や美容クリニックでの取り扱いがあるため医師に相談してから飲むことができるのもポイントが高い商品です。
追記:国産の日焼け止めサプリについて
ヘリオケアとの違いは主成分
国産の日焼け止めサプリはたくさんの種類が発売されていますが、中でも「ニュートロックスサン」という成分が配合されたサプリがおすすめです。
なぜなら、ヘリオケアの有効成分「Fernblock」とほぼ同じ働きが期待できるからです。
現在、紫外線保護効果がある成分で特許を取得しているのはヘリオケアの「Fernblock」と「ニュートロックスサン」という2種類だけになります。
ニュートロックスサンはシトラス果実とローズマリーの葉を独自のバランスで配合した成分です。
植物由来なのはヘリオケアと同じですが、ニュートロックスサンの方がアレルギー性が低いと考えられています。
また、持続して飲む場合はヘリオケアよりも国産のサプリの方が価格が安いものが多いです。
わたしもヘリオケアと国産のサプリ「ホワイトヴェール」を使い分けています。
【関連記事】
ヘリオケアとホワイトヴェールの比較記事はこちら↓
スポンサーリンク
公開日: